ご使用後のすすぎ不足などが原因で、カビなどの微生物が繁殖したものと考えられます。ひのきのボディブラシは使用後ブラシの毛をよくすすぎ、水気を切って倒れた毛を起こし整えてから風通しの良い場所で陰干しします。直射日光に当てますと木がヒビ割れてしまいますのでご注意ください。万一毛がからまってしまった場合には、ブラシをぬるま湯につけて先の尖った棒や荒めのクシなどでゆっくり解きほぐしますと元にもどります。
特定の部分、例えば親指(もしくは小指)部分だけすぐに破れるといった場合、お客様の足の形、指の長さ、体重の重心のかかり方により、破れが生じやすくなっている可能性が考えられます。当社の絹の靴下は、就寝時に履いてお休みいただく商品ですので、通常の靴下のように室内を歩き回ったり、外出時にご使用いただくなどされますと、すり切れて破れてしまう場合があります。 当社ではシルク製品を数多く取り扱っています。シルク製品のご注意表記をみると、先ず漂白剤の使用を禁じているのがわかります。動物性タンパク質である絹は、塩素系漂白剤を使用すると絹繊維自体が分解され、ボロボロになってしまいます。また、絹は非常にデリケートな素材ですので、洗濯機で洗ったり、乾燥機を使用すると生地が傷み、商品寿命が極端に短くなりますので、取扱いにご注意ください。
シルクは紫外線を吸収し、変質しやすいので、直射日光に当てたり蛍光灯の光に長い間曝(さら)されると、黄変(おうへん)(黄色く変色すること)したり、生地を傷めることがあります。日常生活の中で黄変の原因となるものは、紫外線、空気中の酸素、及び高熱と考えられます。高温に触れる恐れのあるものと言えばアイロンがけくらいなので、高熱による黄変は注意すれば避けられますが、問題は光と酸素です。いずれも人が生きるために必要不可欠なもので、避けるのは難しいのが実情です。黄変は絹の宿命とも言えますが、同じくたんぱく質繊維である羊毛や、科学的に良く似た構造のナイロンも、絹より進行は遅いとは言え、徐々に黄変していきます。絹の黄変を完全に防ぐ確実な方法は、残念ながらありませんが、なるべく進行を遅らせるためには、洗濯後は影干しすること、直射日光や蛍光灯等の紫外線に曝(さら)さないようにするなど工夫が必要です。
肉眼では見ることが出来ませんが、私達の生活環境には多くの微生物が生息しています。これらの微生物の多くは人の健康に何ら影響することなく、それぞれ自然界の循環の中で重要な役割を果たしています。空気中にはカビなどの菌がたくさん存在し、空気中の塵にくっついて浮遊しています。それらが室内に落下し、食品や化粧品、タオルやスポンジに付着しても、私たちは全く気付きません。生活環境の至るところに生息している微生物は水分と微量の栄養源があれば容易に増殖し、菌の数が相当量増えてからようやく人の目に見えるようになるのです。 使用後のタオルやスポンジに石鹸成分や垢などが落ちきれず残留すると、それが栄養源となってカビやバクテリアなどの微生物が繁殖しやすくなります。カビやバクテリアなどの微生物の繁殖を防ぐためには、微生物の栄養源を絶ち、濡れたタオルやスポンジを早く乾燥させることが大切です。使用後のタオルやスポンジは微生物の栄養源となる石鹸カスや汚れを除去するため十分すすぎ、湿気のある浴室などは避けて風通しの良い場所で乾かしていただくと良いでしょう。熱帯夜が数日続くと微生物の動きが活発になり、より一層カビや変色などが起こりやすくなりますので注意しましょう。
つげのブラシ(椿油仕上げ)は、最高級のつげの木に、椿油をたっぷりしみこませて作られた当社でも大変人気のあるヘアブラシです。この商品のご使用上の注意欄を見ると、 1.『熱湯をかけると破損や変形する恐れがある』 2.『汚れた場合は乾いた布でふき取る』 3.『直射日光を避け、水分のかからないところに保管する』 と書かれています。これらの情報から、この商品は水を嫌う商品であるということがわかります。また、直射日光に当てると木がヒビ割れてしまいますので、誤って濡らしてしまった場合は布で水気をふき取り、陰干ししていただくようお願いします。
当社では天然素材のボディタオルを数種類取り扱っていますが、天然素材のボディタオルは泡立てにコツが必要です。まず、石鹸よりもボディソープの方が泡立てやすいこと、泡立ての際は少しずつお湯を足しながら、タオルに空気を含ませるように擦り合わせる。これを何度か繰り返すことで泡が立ちやすくなります。また、絹のタオルは石鹸と相性が悪く、特に絹100%のタオルはほとんど泡が立ちません。元々絹のタオルは石鹸等泡立てて使用するものではなく、お肌の表面をゆっくり時間をかけて滑らせるようにマッサージすることで、お肌に吸着しながら汚れやアカを落としてくれるものですので、泡立ちが悪くてもきちんと汚れは落ちています。乾燥肌や肌荒れ等でお悩みのお客様の場合、洗浄力が高めのボディソープ&固いタオルでゴシゴシ洗いすぎていることも原因の一つと言われています。お肌にやさしい天然素材のボディタオルをぜひ一度お試しください。