ハウスオブローゼの化粧品は成人の肌に合わせて処方設計をしているため、肌状態の安定していない生後1歳未満の乳幼児への使用はお勧めできません。生後1年~思春期前(8~9歳頃まで)の赤ちゃんや子供の肌は水分が多く、皮脂は少なめで、乾燥しやすくなっています。
また、大人に比べて皮膚が薄く、肌の防御力が弱いため常にダメージを受けやすい状態にあります。そんなデリケートな肌の赤ちゃんや小さいお子さんは、ほんの僅かな刺激でもカブレや湿疹などの皮膚トラブルを起こしてしまうリスクが大きいと考えられますので、肌状態が安定してくる8~9歳頃までは子供用に処方開発された化粧品をご使用いただくようおすすめします。
生後間もない赤ちゃんと一緒に入浴剤を入れたお風呂に入っても良いか聞かれる場合があります。入浴剤はお湯に溶かして薄めて使用するために、赤ちゃんと一緒に入浴しても基本的に問題ないと考えますが、アレルギー体質の赤ちゃんなどお医者様から何かしら指導を受けているような場合は使用をお控えください。
ハウスオブローゼの化粧品には妊娠中に使用を控えるべき成分等は配合していませんので、基本的に妊娠されてからも使用を中止する必要はありませんが、妊娠中は身体の劇的な変化に伴いあらゆる刺激に敏感になっていますので、これまで問題なく使えていた化粧品が、妊娠後突然肌に合わなくなり、トラブルを起こしてしまうことも稀にあるようです。そのような場合は一時的に化粧品の使用をストップし、しばらく様子を見てください。使いかけの化粧品はビン口をきれいに拭き、直射日光の当たらない冷暗所で保管していただければ短期間で品質が劣化することはありませんので、出産後、肌状態が落ち着いたら使用再開されることをおすすめします。
化粧品と医薬部外品の違いは、人体に対する有効成分の効能効果の違いです。医薬部外品の製品は、特定の目的に対して効能効果を認められた有効成分が、一定分量配合されています。『美白』、『ニキビ防止』などの効能効果は商品ごとに異なり、承認された医薬部外品のみに記載することが許可されています。なお、化粧品、医薬部外品ともに使用方法や使用目的は変わりませんし、長期間継続してご使用いただけますので、どうぞ安心してご利用ください。
化粧品に配合されている種々の成分は意味もなく配合されているわけではなく、商品を構成する上で欠かせない重要な役割を担っています。具体的には必要な美容成分の働きを助けたり、化粧品の品質安定性を高めてくれたり、単一の原料では実現不可能な優れた使用感を化粧品に持たせることもできます。
ハウスオブローゼの化粧品製造においては、厳しい安全性のテストをクリアした多くの化粧品原料の中から低刺激でお肌に優しいものを選んで使用していますので、原料の多い少ないにかかわらず、完成した商品の安全性に何ら問題はありません。ただし、化粧品の原料としての安全性が確保されていても、全てのお客様の肌質に合うか合わないかは別問題で、どれほど安全な原料でもお肌に合わない方はいらっしゃいますので、パウチサンプルやテスターでお試しいただき、問題なければ購入をご検討下さるようお願い致します。
化粧品での動物実験は行っておりません。製品が発売される前にモニターテスト、パッチテストなどを実施して安全性の確認を行っております。ハウスオブローゼではお肌に優しく、安全な自然派化粧品を提供したいと考えております。原材料には安全性が確認された植物由来成分を配合し、その植物が持つ本来の性質を有効利用し、皮膚生理作用に活力を与え、健やかな皮膚をめざします。長い間安心して使用できることを目的とした化粧品づくりを行っております。
処方によってはほとんど状態の変わらない商品もありますが、多くの化粧品は製造後、たとえ未開封であっても、わずかずつではありますが、色、匂い、粘度などに変化が現れてきます。まずは少量出してみて、外観上異常がないかご確認いただき、次に少量塗布して皮膚刺激等を感じなければ、お使いいただいても大丈夫です。
閉めきったまま日光のあたる場所に放置された車の中の温度は短時間で急激に上昇し、驚くほど高温になります。そのために容器内の空気が膨張し、中身が噴出してしまったものと思われます。車の中に化粧品を放置したために起こるトラブルはさまざまです。高温のためクリームが溶けたり、中身が膨張して容器が風船のようにふくらんでしまったり、ガラス容器などは割れてしまうこともあり、注意が必要です。そのほか、分離、変臭、変色など、高温による中身の変質が起きる可能性も考えられます。以上の点から、化粧品は直射日光のあたる場所、高温多湿の場所、温度変化の激しい場所を避け、常温で保管するようにしてください。
浴室換気乾燥機付きのバスルームではありませんか?洗濯物を干し乾かすための浴室換気乾燥機付きのバスルームの場合、乾燥機の稼動中は浴室内が高温になりますので、ボトル内部の空気が熱によって膨張し、中身が外に押し出されてしまったものと考えられます。全ての生産品に見られる現象ではありませんが、容器のほんのちょっとした組み付けのズレなどが影響していると考えられます。長期的に温風にさらされ続けると、化粧品の中身が熱で劣化し、容器の変形、破裂などの状況を招く危険性もあります。浴室換気乾燥機をご利用の際には、化粧品は室外へ出していただくようお願いいたします。
化粧品は常温で保存できます。特別な製品でない限り、冷蔵庫に入れる必要はありません。むしろ冷蔵庫からの出し入れにより温度変化が原因で、品質の安定性が損(そこ)なわれたり、クリームや乳液などは長く保管しすぎると分離する可能性があります。夏場など、化粧水を冷たく冷やしてお使いになりたいときなど一時的にはかまいませんが、原則として化粧品は温度変化が少なく、直射日光が当たらない常温(およそ15~25℃)の場所での使用・保管をお願いいたします。化粧品の品質保持のためには冷蔵庫に入れるより、毎回清潔な手で使用し、中栓やノズルの口に残った中身をきれいに拭き取ってから、化粧品のキャップなどをその都度きちんとしめて、雑菌の混入を防ぐことが非常に重要です。
化粧品の中身がこぼれて、家具の塗料を溶かしてしまった可能性が考えられます。化粧品にはアルコールや香料、保湿成分、オイル、溶剤など、塗料や樹脂を溶かす性質を持った成分などが含まれています。これらの成分は肌には何の悪影響も与えませんが、家具の塗装や樹脂製品を溶かして変色させたり、シミをつくったりすることがあります。特に香水、ネイルカラー、ヘアトニック、化粧水などにはこれらの成分が多く含まれていますので注意が必要です。化粧品は家具類の上に直接置かず、ガラスや陶器のトレイなどの上にのせて保管していただくようおすすめします。また、オーデコロンやヘアスプレーなどのスプレータイプの化粧品を使う場合は、周囲の家具類にかからないよう十分気をつけましょう。
ポンプタイプの美容液や乳液などをしばらく使わないで置いておくと、ポンプの口元に残っていた中身の水分が蒸発して乾燥してしまうことがあります。そのため、久しぶりにポンプを押した時、最初に出てきた中身が固まっていたり、色が濃く変色していることがよくあります。
数回押し続けていると本来の中身が出てきますので、そのまま引き続きご使用いただいて問題ありません。中身の乾燥を防ぐため、ポンプ容器に専用のキャップやストッパーがある場合は、きちんと閉めて保管するようにしてください。
くちびるについていた食品などの汚れが、リップグロスの筆やチップに移って容器に入り、容器の中で雑菌が繁殖したため、異臭が発生したものと思われます。汚れや雑菌などが容器に混入するのを防ぐためには、必ずティッシュなどでくちびるを拭いて清潔にしてからリップグロス、口紅、リップクリームなどを塗るようにこころがけ、使用後は筆やチップを汚れたまま容器に戻さないように注意しましょう。
お住いの地域により、家庭ごみの分別方法は異なりますので、自治体のルールに従って廃棄していただくようお願いします。なお、ヘアスプレーなどのエアゾール製品は、噴射剤としてLPG(液化石油ガス)DME(ジメチルエーテル)などのガスが配合されています。使い残したエアゾール製品をそのまま捨ててしまうと、家庭ごみの収集、処理中に容器が破裂するなど事故につながる可能性がありますので、必ず使い切ってから廃棄するようにしてください。使い残したエアゾール製品がある場合には、火気のない戸外で噴射音が消えるまでボタンを押し、ガスを抜いてから自治体のルール(家庭ごみ分別方法)に従って廃棄するようにしてください。
暖房器具の周囲は高温になるので、化粧品の中身が熱によって膨張し、容器の変形、破裂などを招く危険性があるからです。特にエアゾール製品は噴射剤としてLPGなどの可燃性のガスが使われていることが多く、温度が40℃以上になると容器内の圧力が上昇し、破裂を起こす危険性があります。ヘアトニック、ネイルカラー、香水、化粧水など、アルコール分の多い化粧品も中身が膨張しやすいので注意しましょう。
ガスだけ先に抜けてしまった可能性が考えられます。スプレータイプの化粧水やヘアフォームなどのエアゾール商品には、霧や泡を作って中身を噴射できるよう、噴射剤(ふんしゃざい)として「LPG」などのガスが配合されています。使用方法は商品ごとに異なり、①容器を振ってから直立させて使う②容器を振ってから倒立させて使う、③容器を振らないで使うなど、様々です。正しい使用方法を守って使わないと、ガスだけ先に出てしまい中身が出なくなったり、泡がふくらまなくなることがあります。
例えば、カモミストウォーターの裏面を見ると、『※容器は振らずにご使用ください』と書いてあります。こちらは構造上、落下等の衝撃が加わると噴射剤が入ったバッグが破れ、ガス抜けにつながる可能性があるためです。商品のご使用に際しては、商品裏面の説明表示をよくお読みいただき、最後まで正しくお使いださい。
主な噴射剤の種類
●液化ガス
①LPG=液化石油ガス。毒性が少なく引火性があります。
②DME=ジメチルエーテル。水を含む製品に使われます。
●圧縮ガス
①窒素ガス=水溶液などのスプレー化粧品に使用されます。
化粧品に配合されている成分の中には、まれに容器の樹脂素材となじみやすい性質のものがあります。そのため、時間の経過とともに容器と成分が同化し、容器がやわらかくなり変形してしまったものと思われます。化粧品の容器は、製品ごとに配合成分に対する耐久性を確認し、素材や形状が選ばれていますので、中身によって容器が溶けるようなことはありません。しかし、詰め替え容器は中身が特定されていないため、化粧品の成分と容器の材質の相性が悪く、このようなトラブルが起きることもあります。使用できない化粧品の種類について注意表示のある詰め替え容器もありますので、確認してから詰め替えていただくと良いでしょう。
クリームに限らず化粧品は全て、容器の上部に一定の空間を残して中身が詰められています。
これは、温度による中身の体積変化に対応したもので、保管状態や季節によって容器内の温度が上昇し、体積が膨張した場合、中身が容器からあふれたり、容器が割れたりするのを防ぐためのものです。
ジェル状の美容液やクリームの場合、開封直後の商品の表面に丸くくぼみのようになっていることがありますが、これは輸送中の振動や落下など、何らかの衝撃が加わることで容器内で中身が動き、空洞が出来たもので、商品不具合による現象ではありません。工場充填された商品は全数重量チェックを受けた後、出荷されていますので、表示容量はきちんと入っています。ご安心ください。
ハウスオブローゼのロングセラー商品『ボディ スムーザー』。裏面の表記を見ていただくと『体温(37℃前後)でやわらかくなる、お肌に優しいスクラブです。極端に高温の場所や直射日光の当たる場所には保管しないでください』と書いてあります。ボディ スムーザーも浴室で使用・保管される方がほとんどだと思いますが、最近は浴室換気乾燥機付のマンションや戸建住宅も増え、昼間お勤めのお客様の場合ですと、夜洗濯して朝まで浴室乾燥機を数時間使用するような状況も考えられます。浴室乾燥機の使用中は浴室内がかなり高温になるため、暑さが苦手なボディ スムーザーの場合表面がうっすら溶けてくる場合があります。周囲の温度が下がれば溶けた部分はまた固まりますが、最後まで快適にご使用いただくためにも暑すぎる場所での保管は避けていただきますようお願い致します。
郵便局の航空便(国際便)を利用する場合、窓口では必ず商品のアルコール度数を聞かれます。これは『郵便法』によりアルコール度数60%以上のものは引火性のある危険物として郵送禁止とされているためです。当社の取り扱い商品でアルコール度数が高いものとしては以下のようなアイテムがあります。
①オードトワレ等の香水類(アルコール度数80~90%前後)
②ヘアトニック類(アルコール度数15~40%前後)
③スティック型ルームディフューザー(アルコール度数40%~70%前後)
なお、化粧水やエマルジョン、シャンプーやボディソープなどの化粧品に配合されているアルコールは数%と極微量で航空便の制限対象とはなりません。
航空法により、機内に持ち込める化粧品類(および医薬部外品)は、一容器あたり0.5リットル又は0.5kg以下、一人あたり2リットル又は2kg以下と定められています。さらに、日本を出発する全ての国際線では、客室内への液体物の持ち込みが制限されています。規定上、100ml以下の個々の容器で、それらの容器を1リットル以下の『ジッパー付き透明プラスチック袋』に入れれば、一人一袋に限り機内持ち込みが可能です。
●航空機の客室への持ち込み制限について
① 液体物のほかにも「ジェル類」や「エアゾール類」も制限対象となります。
② 保安検査後に免税店などで購入したものは機内持ち込み可能ですが、海外で飛行機を乗り継ぐような場合は、その国のルールに従い没収される可能性もありますので事前にご利用の航空会社のサービスカウンターに確認が必要です。
③ 輸入禁止物件に該当する火薬類(花火・クラッカー)、高圧ガス(カセットコンロ用ガス・消火器)、引火性液体(ライター用燃料・ペンキ)、可燃性物質(マッチ・炭)、毒物(殺虫剤・農薬)、酸化性物質(漂白剤)、腐食性物質(水銀・バッテリー)、放射性物質、その他有害物質(磁石・エンジン)、凶器(ナイフ・はさみ)は航空機内への持ち込みが禁止されています。
④ 機内持ち込みの制限事項についての具体的な判断は保安検査場の検査員が行います。
⑤ 制限対象品でも持ち込み可能な場合もありますが、海外においても同様の扱いを保証するものではありませんので、可能な限りスーツケースの中に入れ、航空会社のカウンターで受託手荷物として預けていただくことをおすすめします。
●アルコール類に関する制限について
化粧品で最もアルコール(エタノール)の配合濃度が高いものはオードトワレなどの香水類ですが、機内持ち込みを制限される項目には含まれていません。ただし、機内持ち込み可能な液体物の量には制限がありますので、アトマイザーなどに小分けにして他の化粧品と一緒にジッパー付き透明プラスチック袋に入れて機内に持ち込みます。(ちなみにアルコール飲料の場合、度数70%を超えるものは機内持ち込みも預入も不可です。)
なお、香水以外の化粧品に配合されるアルコールは極微量で、機内持ち込み、預入いずれも制限対象とはなりませんのでご安心ください。
機内持ち込み制限に関する規定は各航空会社によって変わりますし、テロ対策など緊急時は一切持ち込みが許可されない場合もあります。最終的にはご利用の航空会社のサービスカウンターにご確認いただきますようお願いします。